清水寺に六斎念仏・盂蘭盆会を見に行ってみた。
清水の舞台というからには
実際に舞台として使われる事もあります。
今回は、その舞台で六斎念仏が行われるので行ってみました。
ギャラリーは清水寺だしなぁと思って
脚立持っていきましたけど
最初に本尊の前で六斎念仏がやっているので
その隙に舞台前を場所取りしておけば大丈夫です。
ちなみに、舞台の真ん中ではなく、向かって右手寄りで行われます。
ちなみに、六斎念仏では義経や弁慶も登場。
六斎念仏といいますけど
本堂で行うのが念仏六斎、舞台で行うのは芸能六斎という風に
わけられています。
芸能六斎は15:30から始まります。
結構、演目するステージのギリギリまでお客さんが座るので
ギャラリーの頭が入ります。
その点に注意しました。
ちなみに義経役は小学生がするそうですよ。
弁慶は鬼みたいに見えますね。
およそ1時間程ある芸能六斎。
こちらは「さらし」という演目。
団扇にさらしが取り付けられています。
シャッタースピードは取り合えず上げ目でも
天気が良いので暗くはなりませんでした。
祇園ばやしです。
清水の舞台って感じの写真を撮ってみました。
ちなみに、横手から撮影しようと思いましたけど
別にロープが貼ってある訳じゃないので、どうしても人が入るんですよね。
もうちょっといろんな角度から撮影してみたかったんですけど。
仕方ないです。
獅子舞も登場。
最後は恒例の土蜘蛛で終了です。
毎年、8月上旬の日曜日にやってます。
2013年は8月11日だったと思います。
撮影難易度は★★☆☆☆
※黒い星が多いほど難しいです。
場所取りは早めに、そして天気が良ければ楽勝で
動きのある写真は撮れます。
蓮華寺のきゅうり封じに行ってきた。
きゅうり封じは真言宗に伝わる秘奥といった感じです。
もとは、真言宗の祖である空海が
唐より持ち帰ってきたもので
この時期(土用の丑の日)に病が流行らないように
きゅうりに穢れをつけて封印してしまおうというものです。
蓮華寺には初めて行ったんですけど
自然の豊かな良いお寺でした。
まぁとにかく夏全快って感じの
みずみずしい写真が撮れました。
山積みされたきゅうり。
ここのきゅうり封じは有名みたいで
きゅうりが本堂の隣にたくさんありました。
ちょっと変わってるのが、この石像たち。
五智如来などが並んでいます。
見た目以上に、デカくてびっくりしました。
ちなみに、本堂ではきゅうりに祈祷をして下さいます。
写真は撮れない事もないですけど
マンツーマンみたいな感じなので遠慮しました。
それ以外は余裕で撮影出来ますね。
八坂神社御旅所に祇園囃子奉納を見に行ってきた。
祇園祭の神幸祭が終わると
八坂神社にある三基の神輿は
御旅所へと移されます。
ここで7月18日~24日までの間
山鉾町の人たちがお囃子をしにやって来ます。
山鉾町でお囃子を持っているのは14だけ。
その中から毎年6つの山鉾町が受け持ちます。
行った時はちょうど船鉾の方がお囃子をしていました。
期間中は毎日、日替わりなんですよね。
撮影自体は難しくありません。
通行人がけっこう通りますけど撮影するチャンスは
いくらでもあります。
一応19時からって事になってますけど
山鉾町によって来る時間や始める時間には
若干の差があります。
撮影難易度は★☆☆☆☆
※黒い星が多いほど難しいです。
祇園祭の山鉾巡行と神幸祭に行ってみた。
ルートとなっている
よって写真を撮るなら、事前から場所取りしておかなければ
綺麗な写真は撮れないでしょう。
スタートは10時。
四条堺町では「くじ改め」が行われます。
これはいよいよ、始まるぞってところの四条通。
ご覧の通り交通規制しています。
奥に見えるのが長刀鉾ですね。
ここで、くじ改めの瞬間を撮影したいなら
朝8時には現地について場所取りする事が大事。
この時間なら数人しかまだいません。
あと、新聞などのメディアは
四条通の車道から撮影するんですけど
これが邪魔!って人もけっこう多い。
現場にはメディアはここより後ろで撮影してくれって
い白線が四条通に引いてあるので、それをチェックして
レンズに入らないような位置で撮影するのが大事です。
そして、今回の巡行では御池新町で待ち構えてみました。
こちらは船鉾。
最後の辻回しが見れる、御池新町もなかなか激戦スポット。
ここに山鉾が到着するのは11時前後くらいからですけど
9時には現地に行って場所を取りましょう。
それなら最前列で見れるし、撮影出来ますよ。
ちなみに有料席もありますけど
座席が選べないので撮影には不向きだと思います。
辻回しでは鉾の車輪(鉾車)に竹を引き、水をかけて
鉾を横向きに強引にひっぱる事で
鉾が回転し、方向転換が出来るのです。
山鉾巡行の撮影難易度は★☆☆☆☆
※黒い星が多いほど難しいです。
場所さえ押さえられれば楽勝です。
有料席は止めて、早起きして場所取りするしかありません。
そして、山鉾巡行が終わると八坂神社にて
神幸祭が行われます。
まずは神輿を舞殿から出します。
こちらは鳴閂を持って登場する三若や四若の担ぎ手たち。
八坂神社はとにかくすごい人です。
脚立は必須でした。
事前から並びたいところですけど
巡行を撮影して、そのまま八坂神社に向かうほど
体力が持ちません・・・。
なので、八坂神社にはギリギリに行きました。
境内は人が多く、脚立に上り撮影するしかありませんでしたね。
久世稚児もすでに八坂神社へ到着していた模様。
八坂神社を出た神輿は氏子町などをグルグル回って
夜には四条の八坂神社御旅所へ到着します。
ここで数日間の間、神輿が預けられます。
この時もすごい人だかりです。
何も知らずに、四条通を歩いている人たちが
人の多さに動けず立ち止まる事が多く
時間を増す事に人が膨れ上がります。
ここも、撮影には脚立が必須だと言えるでしょう。
山鉾巡行の撮影難易度は★★☆☆☆
※黒い星が多いほど難しいです。
巡行に出ると、休憩挟まずに八坂神社へ移動するのはキツい。
なので早めに行っての場所取りは諦めて
素直に脚立を持っていきましょう。
祇園祭の長刀鉾を見てきた。
長刀鉾って言えば、32基ある山鉾の中でも
リーダー的存在の鉾なんですよね。
この鉾にだけ、唯一生稚児が乗る鉾です。
長刀を鉾のてっぺんに立てている事から
その名前が付いています。
曳初の時は四条通一帯が
ごった返します。
この時は誰でも鉾を引く事が出来ますからね。
曳初の撮影はなかなか大変ですけど
脚立があれば、鉾全体の写真を撮影するのは大丈夫です。
あとは、長刀鉾が近付いて来た時ですね。
人が押し寄せてくるので脚立から落ちないように
しましょう。
車道はすぐに「どいて」と言われるので
鉾が近づいたら歩道に移動しておきましょう。
撮影難易度は★★★☆☆
※黒い星が多いほど難しいです。
長刀鉾の曳初、脚立は必須ですよ。
ちなみに、鉾建ても3日間かけて行われます。
レアな骨組み部分なんかもアップしてみますね。
こうして大人数の協力があって鉾は成り立っているというワケです。
祇園祭の宵宮祭に行ってみた。
最近は祇園祭の撮影ばかりしてます。
ちょっと写真がたまり過ぎているので
またゆっくりと更新していきたいと思います。
で、今回は祇園祭の中でも重要な神事。
宵宮祭。
境内にはこのように多数の人たち。
祇園祭もマックスで盛り上がります。
17日の巡行・神幸祭で神輿が八坂神社を出て行きますけど
その神輿に八坂神社の祭神(スサノオノミコト)などの
御霊を移すのが宵宮祭なんですね。
舞殿にはこのように3基の神輿が並んでます。
本殿と舞殿は結界が貼られてます。
一般人は蚊帳の外って感じで近づけません。
でも逆にこんなにすっきりした本殿を撮影できるのは
なかなか珍しいですね。
いつもは人が入ってしまいますから。
御霊を移す瞬間は境内の明かりも消され
撮影も一切禁止になります。
しかし、それ以外は特に撮影しても怒られません。
人が多いので脚立は必須です。
あと、夜の撮影なので
ブレてしまう事が多いので、その点だけが心配でした。
こちらは御霊を移し終わった後
舞殿と南楼門の間で神官などが集まり一礼してました。
やっぱり夜の撮影は難しい・・
ま、綺麗ですけどね、灯りが。
撮影難易度は★★★★☆
※黒い星が多いほど難しいです。
地主神社の七夕祭に行ってきた。
恋愛成就で人気のある地主神社。
七夕祭はとにかくすごい人でした。
ここには、七夕こけしという
2枚が対になった短冊があるんですけど
これは男女を表しています。
参拝者はこれに自分の名前と相手の名前を書いて
2つを拝殿前の笹に固く結びつけて奉納すると
恋愛が成就するそうです。
恋人がいない人は
結ばれたい人の名前や好みのタイプを書くと良いそうです。
そして撮影に脚立は必須ですね。
神事は14時からですけど、わりとギリギリでもOK。
しかしちょっとでも遅れると
もう境内に入れないくらい人がいっぱいになり
入り口側からしか撮影出来なくなりますよ。
七夕は「しちせき」とも読み
古くから日本でも行われている
七夕の節句(五節句の1つ)です。
日本ではこの日に
女性が着物を織り棚に備え
神様を向かえて、秋の豊作を祈ったり
穢れを祓ったりしていたそうです。
着物を織る女性の事を
棚機女(たなばたつめ)と呼び
川などの清い水辺にある機屋(はたや)にこもり
神様に供える着物を織ったんですね。
この時に使うのが棚機(たなばた)という織物の機械だそうです。
※現在、七夕をたなばたと読むのもここから来ているそうです。
ちなみに織姫と彦星のお話は
平安時代に中国から伝わったそうです。
織姫は機織をする女性で、彦星は牛を飼っている男性。
2人は結婚しますが
その途端どちらも仕事をしなくなったので
天の川の対岸に引き裂かれたんですね。
改心すれば年に1度だけ会わせてやると言われ
2人は真面目に仕事をしたというお話。
平安時代に
この話が日本に伝わると
宮中の人々は桃、梨、なす、うり、大豆、干し鯛、アワビなどを
供えて星を眺め歌を詠んだそうです。
地主神社では14時から神事。
30分くらいで終わります。
撮影難易度は★★★★☆
※黒い星が多いほど難しいです。
脚立がいるって事と、笹って撮影するのが難しいって事。