京都でカメラ撮影・写真ブログ

京都の祭や神事に出かけて写真を撮っています。場所によって撮影の難易度をレポートします。

地主神社の七夕祭に行ってきた。

恋愛成就で人気のある地主神社

七夕祭はとにかくすごい人でした。

ここには、七夕こけしという

2枚が対になった短冊があるんですけど

これは男女を表しています。

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参拝者はこれに自分の名前と相手の名前を書いて

2つを拝殿前の笹に固く結びつけて奉納すると

恋愛が成就するそうです。

恋人がいない人は

結ばれたい人の名前や好みのタイプを書くと良いそうです。

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そして撮影に脚立は必須ですね。

神事は14時からですけど、わりとギリギリでもOK。

しかしちょっとでも遅れると

もう境内に入れないくらい人がいっぱいになり

入り口側からしか撮影出来なくなりますよ。

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七夕は「しちせき」とも読み

古くから日本でも行われている

七夕の節句(五節句の1つ)です。


日本ではこの日に

女性が着物を織り棚に備え

神様を向かえて、秋の豊作を祈ったり

穢れを祓ったりしていたそうです。


着物を織る女性の事を

棚機女(たなばたつめ)と呼び

川などの清い水辺にある機屋(はたや)にこもり

神様に供える着物を織ったんですね。

この時に使うのが棚機(たなばた)という織物の機械だそうです。

※現在、七夕をたなばたと読むのもここから来ているそうです。

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ちなみに織姫と彦星のお話は

平安時代に中国から伝わったそうです。

織姫は機織をする女性で、彦星は牛を飼っている男性。

2人は結婚しますが

その途端どちらも仕事をしなくなったので

天の川の対岸に引き裂かれたんですね。

 

改心すれば年に1度だけ会わせてやると言われ

2人は真面目に仕事をしたというお話。

 

平安時代に

この話が日本に伝わると

宮中の人々は桃、梨、なす、うり、大豆、干し鯛、アワビなどを

供えて星を眺め歌を詠んだそうです。

 

地主神社では14時から神事。

30分くらいで終わります。

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撮影難易度は★★★★☆

※黒い星が多いほど難しいです。

 

脚立がいるって事と、笹って撮影するのが難しいって事。